おじなん

 

おじさんのストナンについて思うところを少し。ただここに書くことは特定の個人のことではなく、これまで関わってきたり、少し教えたりしたおじさんナンパ師全般を対象とした印象です。(以下ナンパとはストナンなどオフラインナンパのこと、おじさんとはアラフォー以上のことをいう)

 

一番は、おじさんでも人によってナンパの難易度が全く異なるということ。当たり前だがもともとモテてきたり、あるいはコミュニケーション能力の初期値が高い人はナンパでも結果が出やすい。こういう人は女性との対話に最初から違和感がないし、女性やナンパそのものに対する変な幻想や思想も持ち合わせていない人が多い。こちら側の人は見た目の改善と少しのテクニックを覚えれば後は根性で何とかなる。

 

一方で女性と接する機会が少なく、歳をとってから一発逆転を狙ってナンパを始めたみたいな人は、技術云々よりも長年蓄積された歪んだ考え方、染みついたオジコミュ、非モテノンバの改善を図らないとナンパの入り口にすら立てない。こっち側の人がナンパで結果を出すには、苦しい外科手術をした上で時間を掛けてリハビリを行うような、徐々に人間性を矯正していく行程が必要なんだと気づいた。極端な話、外見は金さえかければある程度何とかなるし、声掛けや打診みたいなナンパのテクニックを覚えるのも難しくないのだが、問題の本質はそこではない。

 

歳をとればとるほどこの矯正行程は大きな苦しみを伴うことになる。なぜならそれまで生きてきた価値観、行動、思考といった己の本質を変えていく必要に迫られるから。残念ながら第三者からの指摘を素直に受け入れて実行できるおじさんは少ない。なので多くの人は早々に退場していくか、同じような敗者の群れに入って傷をなめ合いナンパそのものはほぼしなくなる。これはいくらアプリで何十人も抱いていようがあまり関係はない。

 

ナンパって魔法でもなんでもなくて唯一の利点は圧倒的な試行回数を積めることだけ。オジが試行回数を増やせば増やすほど、心の折れるような経験も増えていくわけで、成功のビジョンが見えない苦行を続けられる人は普通いない。生き残れるのは鋼のメンタルを持ち合わせた狂戦士かDNA強者か一部の敗課金勢ぐらい(そんな人間はほっといても勝手に行動するから勝手にナンパも上手くなる)。

 

 

それでもゼロから何かを起こしたいのなら、本当に変わりたいのなら、血反吐を撒き散らしながらも活動を継続する以外に方法はない。スト値上げだかアンチエイジングだかにアホみたいな金と労力を掛けて、女に空気のような扱いを受け、男にはバカにされ、時には暴言や暴行を受けながらも街に立ち続けるべきだ。何ヶ月も成果が出ないのも当たり前。ネトおじが言うメリットや効率なんて当然あるわけがない。ナンパ辞めますか?人間辞めますか?レベルの覚悟と我慢が必要で、正直他人に勧められるような代物では全くない。エアプの偽情報や表面的なネット情報しか理解せずにストナンが簡単だと思ってる人がいるけど認識が甘すぎる。だから軽々しく「ストやってみたいです」とか言わない方がいい。

 

 

痛みを感じろ。苦しみと犠牲が尊いんだ。痛みから逃げるな。人生最高の瞬間を味わえ(映画「ファイトクラブ」より)

 

 

まあオレはもうちょいやるけどね(最近疲労困憊

 

 

まじめにふまじめ

 

この歳でナンパ大会なるものに初めて参加してきた。内々のメンバー限定とはいえ何百即とか一日4即とかしてる人もいて内容は結構ガチなやつ。10人以上の参加者がいてもちろん自分が最年長(間違ってたらごめんなさい)。以下は大会の大まかな概要。

  • 会場:梟
  • 時間:14:00~20:00
  • ルール:純粋な即数勝負、同数の場合は     即った時間の早い者勝ち

これになんやかんかあって本気で勝ちに行くべき副題も追加された大会となった。ここはガキどもに昭和じじいの生き様見せてやんよ。

 

年明けから大会に向けて我ながらどうかしているレベルで調整を続けた。でも昼間や浅い時間のストは難しい。ほろ酔いみたいな状態のいい案件なんて皆無なので、終電前後に即系拾うのとは訳が違う。正直高齢者にとっては自殺行為である、普通は。

 

迎えた大会当日。集合場所に集う異様な集団、カタギなら絶対に近寄りたくない。最近膝を痛めてしまったので屈伸していたら爆笑されたけど、酒片手に赤い顔のキミとは意気込みが違うのだよ。

 

開始と同時にさっきまで馬鹿話してた野郎達が四方へ散っていく。歩き慣れたホームなので緊張感は全くない。この日の戦略は2つ「過食領域の拡大」と「声掛け数の最大化」。とはいってもデブとBBAだけは避けたけど。

 

で結果は2番目に1即目を決めた後、終了7分前にJOJOを即って2即で逆転優勝。女の子には感謝してるけど、まあ結果は正直どっちでもいい。こんな遊びに真剣になれたのは小学生以来だし、ナンパ野郎達と大真面目に不真面目をやれた満足感がはるかに勝ってる。そうそう俺がやりたかったのはこれなんだよ。打ち上げの飲み会ではこれでもかってぐらいドヤったけどね笑

 

近年色々グレーな界隈だけど、先人達が積み上げてきた知見や文化があるわけで、時代が変わったとはいえ、そのエッセンスだけでも後生に伝えるべきではないかと、みんな帰った終電後の交差点で思ったりした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと横を見ると可愛い女の子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「終電なくなっちゃいましたね」

「そうなんです、、」

「タクシーはディズニーぐらい人が並んでる」

「やっぱりそうですよね、どうしようかな」

「とりあえずホットほうじ茶でも飲みながら作戦会議しよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・

 

 

 

そういえば打ち上げ後にチン八君にめっちゃ説得されたなあ。

「ハット狙いましょうハット、2即とハットは全然違うんです!」

「どうして声掛けしないんですか!今すぐやってください!」

「ミドフォが梟でハットできたら伝説になれます!俺もやるんでやりましょう!!」

他人のためにあんなに熱くなれるなんて、あんた絶対いい○○やん。アドレナリン切れた後にまた構内ローラーしたから気絶しそうになったよ?

 

 

そういえば終電前に偶然流星さんにお会いしたのも象徴的だった。

こんなおっさんが曲がりなりにも即れるようになったのは、間違いなく流星さんが作った教材のお陰。講習を受けたことはないけど、自分の師匠の一人だと勝手に思っています。

 

 

・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、話しは最後に連れ出した子に戻る。自販機で買ったお茶を飲みながらヒアリング。

 

さっきまで友達と飲んでたけど普段は飲み歩かない、

終電逃したの初めて、

付き合って3年になる同棲中の彼氏がいる、

もうすぐ結婚する。

 

 

それなりに歳も即数も経験も重ねてきたから、この子が言ってることのほとんど本当なのは分る。

 

でもどうにかして帰ろうと動かないのは?

なんか困ったような表情を浮かべているのは?

 

うーん

 

 

 

 

 

 

「あっちにすぐにタクシー拾える秘密のスポットあるから特別に教えてあげる」

「え、本当ですか?」

「今日の俺は気分がいいから」

「何があったんですか?」

「内緒笑」

「一緒に乗っていきます?」

「反対方向やからいいよ」

 

 

 

 

 

 

 

タクシーの窓から手振りながら彼女は帰っていった。

 

やれやれ

 

 

 

 

 

 

 

 

押せばいけたかなあ

いやあれは多分無理

でも可愛かったなあ

 

 

 

まあ今日は楽しかったからええやんええやん

 

 

一人冷めたほうじ茶飲みながら歩いて帰るのも悪くないし(強がり)

 

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某氏大会の運営ありがとう!

これからもよろしくネ

 

 

 

 

 

 

 

膝はマジで痛い(やばい

 

 

 

外の世界

 

初めて路上で声を掛けたのは5年ほど前になる。何の経験もないままアラフォーで突然ナンパを始めたものの、本当にこんな馬鹿げたことが成功するのかと半信半疑のまま、碌に声も掛けられず梅田の街を徘徊していたのが遠い昔のように感じる。その後コロナによる中断や、個人的事情による1年以上の中断、そして東京への移籍を経て、ようやくストリートナンパで100即できたので今思うことを書いてみようと思う。

 

そもそも始めた時はこんなにもナンパを続けるとは思ってもみなかった。なんせ最初の難易度があまりにも高すぎたから、すぐに辞めると自分でも思っていた。実際、初めて声を掛けてから初即(準々即)まで途中ネトに逃げたこともあって半年以上かかったし、その後も地蔵や連れ出し、当日即など次々に降りかかってくるナンパの壁に一々ぶつかっていたから「ナンパってどんだけ難しいんじゃクソが」と日々嘆いては女々しいつぶやきを投げつけていた。

 

でも何だかんだ今日まで続けてきたのは、幸運なことに自分はナンパにおける小さな成功を積み重ね続けることができたからなんだと思う。ずっと界隈を見ていると感覚がおかしくなるけど、そこらのおっさんが何の繋がりのない20代の女を出会った当日に抱いてしまうというのは普通の感覚では妄想じみたファンタジーでしかないわけで、初めからそれが出来なかったからといって嘆く必要はないし、バンゲできただけでも、ちょっと平行トークできただけでも最初のうちは喜びを噛みしめるべきだ。

これさえ読めばすぐに即れるようになる教材もないし、万人が凄腕になれる講習も存在しない。すべては継続による積み上げなのだ。スタートが致命的に遅くて時間はかかったけど、今は昔読んで憧れたナンパブログの世界に少し近づけたような気がしている。

 

しかし本当はサウナ行って家でネトフリでも見て寝ていたいのが正直な本音。40代も半ばになると老眼は始まってるし、体調の良い日の方が少ないし、顔はたるむし、そもそも性欲がほとんどないから承認欲求と意地だけで続けているようなもので、ナンパとしては誠に不健全極まりない。

 

ただ100即して良かったかと問われれば間違いなく良かったと言える。ナンパを始める前は女への執着というか怨念というか、湿度の高い思考が脳みそに詰まっていたけど、今となってはそれが完全に晴れた気分。街に出て頑張れば若い女を抱けて、時にはそれなりに可愛い子に好意を寄せられるということは、陳腐な表現になるけど男としての自信になっている。一方で女に対する変な期待やSEXに関する欲情もきれいさっぱり無くなってしまって、今はむしろ面倒くさい(笑)。順番は間違えてしまったが、やり残した宿題をようやく終えられたような気分。おかげでアプリに張り付いてる気持ち悪いおじさんや“オレの意見だけが正しい”老害にならずに済みそうだし、何より自分にとって本当に大切な人達のありがたみがよく分るようになった。

 

それに若い頃から安全地帯の中からのヒットアンドアウェイで人生を斜めから俯瞰していた(誤魔化していた)自分としては、女にモテるどうこうより、「やればできる」「しんどくても逃げずに続けられる」という自分への信頼みたいなものが得たものとしては一番大きい。これってナンパ辞めた後の人生でも重要なことではないでしょうか。しらんけど。

 

あと年齢の上下問わず“ちゃんとナンパしている人達”から一定のリスペクトをもって接してもらえるようになったのはシンプルに嬉しい。現場に出ている人ってすぐに相手が本物か偽物か見抜けるから、結局は男に認めてもらえる方が嬉しかったりするし、女の子のことよりも地蔵トークしたり、コンビしたり、遠征して朝まで這いずり回ったナンパ仲間の方が鮮明に記憶に残っている。今は多くの友人ができては朝露のように消えていくこの世界が愛おしい。

 

 

ただ自分にとってナンパのイメージはどこまでいってもソロでの声掛けになる。一人で声を掛ける時の、ナンパ以外の思考や雑念が削ぎ落とされて、ただ世界と生身の自分だけが対峙しているような、あの何物にも代えられない感覚がどうしようもなく好きだ。繰り返される拒絶と絶望の先にある(ないかもしれない)わずかな希望を求めて深夜の街を歩き続ける中、ふと立ち止まって空を見上げる時、今までに体感したことがない強烈な“生”を感じることができる。

 

街に出て脳みその奥底から湧き上がってくる恐怖に抗い、通りすがりの他人と繋がり重なろうと声をかける。自分を鼓舞しながら、あるいは壊しながら続けるうち、いつしか負の感情は溢れ出したアドレナリンで偽りの興奮に代わる。頭の中にはどこかで聞いたビートが鳴り響き、まるで自分が物語の主人公のような錯覚を纏って街を疾走する。

疲労で強ばった顔と足をほぐしながら、

悪態をつきながら、

それでも精一杯の笑顔で、

あと一人、あと一人と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナンパという行為それ自体にさしたる意味は無い。

 

 

 

 

 

 

 

ただ今まで知らなかった人や自分に会えたりする刺激的な趣味ではあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続けてると外の世界が昔とは違って見えたりするかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

今でも朝までやってボズったら死ぬ程悔しいって感じるから、家に帰るその時までは続けようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

次は合宿?(白目

 

 

 

日常

 

某平日

一人でエナジードリンクを飲む儀式の後20:30ごろから街イン。平日の割に人通りは多いが適当なソロは少なく、浮ついた雰囲気は全くない。ここは土曜日が一番熱い気がする。

低反応が続く中、1時間ほどでバンギャっぽい黒い服装の案件が一声でフルオープン。美容院帰りで散歩していたとのこと。スムーズすぎて若干の怪しさを感じたが、連れ出しは確定しているし、他に熱い案件が拾える感じもなかったので一旦公園へ連れ出し。

聞くとバンギャではなくオタク。昔遊んでいた頃にろくな目に遭わず今はSEX自体に興味がないと言い出す。未来が感じられないので早々に打診して想定内のお断りを頂いた。放流しようとしたら、キスぐらいならしてもいいとのこと。物陰でのキスはノーグダ。やらないならホテルいってもいいと言われ迷ったがホテルへイン。

で挿入以外は全部したが最後は崩せず結局ホテル内負け。やる気はないのに男にナンパされて自己確認をしたいだけの外れ案件。やはり最初の違和感を信じて早々に放流すべきだった。時間と金を無駄にしたのでこの日はこれで手仕舞い

 

 

某平日

先週末にバンゲした新卒案件とアポ。声かけ時はいかにもこの街という感じのふわっとした格好だったが、現れたのは普通のOLスタイルの子。たこ焼き食いたいとの希望だったのでたこ焼き居酒屋へ。

ナンパはよくされているが「お前らよくその顔で声かけれるなって思っていた」という面食い。案件は目が死んでいるというか目に表情がまるでない。田舎から東京の大学に出てきてそのまま就職した数年間ですっかり擦れてしまった模様。大学時代はクラブに通ってアプリでも相当遊んだらしい。

自分の話したいことを自分で話し続けるタイプで、ただの聞き役に徹してしまうと即への道がなくなる。適当なところで流れをぶった切ってこちらの意見や関係ないエピソードトークを突っ込んでいき、徐々に主導権と獲得していく。

「なんだかあざといのが通用しないね」

で許容ライン超えを確信。

店出て形式グダ崩してホテルへ搬送。首締められたいとかケツたたかれたいとか若干メンタル病み気味なのでケアはしっかりして解散。この街はさみしい女が多過ぎる。

 

 

某金曜

連日の出撃で疲労していたが金曜なので身体に鞭打って街イン。人通りは多いもののソロの適当なタゲは少ない。見知ったクラスタと短い地蔵トークをしつつ声掛けするも疲れからテンションが上がらない。それでも終電近くまで続けたが連れらしい連れもなく撤退。10分で出て来れる距離に住んでいることはナンパを継続する上で大きな利点だが、面倒になって他の街に行かなくなるのは問題かもしれない。

 

 

某土曜

昼過ぎから以前に連れ出したちょい年下のバリキャリOLとアポ。綺麗にはしているがスト値は年相応。しかしかなり頭がよく、変な擦れ方もしていなかった印象だったので土曜の貴重な時間をアポに割いた。結果は最後の貞操観念というか意地を崩せずDK負け。食い付きはあるので準々アポ組んで解散。時折こちらを試すような時事ネタ、年齢確認ネタを放り込んでくるところも含めて、話の合う同年代との会話は久しぶりに楽しかった。その他面白い事が判明したが身バレ防止のため掲載不可。

その後はクラスタとKPしてスト開始。早い段階でギャルを粘って買い物からカフェに連れ出したが健全解散。これまたある程度食い付きはあるものの、自分の考えを持っていて貞操観念は高め。つまり当日即には向かないタイプ。後日アポを組んだが、色でも使わない限り即れる未来が見えない。

その他軽い連れはいくつかあったものの食い付きがまるでなく、即の匂いもないような案件ばかり。終いには誤って17才のLJKを連れ出してしまう始末。熱いはずの土曜に10時間街に出て坊主は痛い。

 

そんな日常を歩いている。

 

北の記録

 

蝦夷地について記録されている最古の文献は「日本書紀」であり、阿倍比羅夫(あべのひらふ)が時の斉明天皇の命を受け、658年にこの地へ渡り蝦夷・粛慎征討遠征を行ったとされている。

地理・交易上の要因もあり、以後も蠣崎氏や松前氏を始めとする和人の侵略や圧政、ロシアの南下政策など、この地は常に外敵の侵攻に脅かされ続けてきた。

 

さて、その北国にクラスタを辞めて故人となった「はたち」という男がいる。野生となり自分より年上なのに異常な行動力と精力でずっとストとお代わりを続けている狂人である。お互い40を超えてからストを始めたメンタル雑魚という共通点もあり、初期の頃からお互い傷をなめ合ってきた。

2年前には他のおっさん達ともにポロ札遠征を敢行して世話になったし、その後もちょくちょく会っている関係で、珍しく40才を超えてできた同年代の友人だと勝手に思っている。

 

その彼と先日久しぶりに再会した際、「今年のうちにぜひポロ札へ来い」と強請られた。断ったらそのまま海に沈められそうな勢いだったので、仕方なく飛行機とホテルを予約。

正直2年前のような遠征の高揚感は全くない。むしろ坊主だったらどうしようかというプレッシャーが重くのし掛かってくる、はっきり言って今すぐ辞めたい。

 

前に遠征に行ってみたいと言っていたプレンドに連絡してみると、日程調整もしていないのに二つ返事で行くとの返信。フッ軽過ぎるやろ。おかげでサイレントイン・サイレントアウトができなくなり、ますます精神的に追い込れる。

 

その後6月から8月にかけて帝都に生息する飢えた魔獣達が何度も北の大地を侵略・蹂躙する様を見て尚更逃げだしたくなったが、ギリギリ思いとどまり遠征の日を迎えた。

 

以下事実に基づいた単なる記録である。

 

 

【初日】

17:00

街イン、思ったよりも遙かに暑い。プレンドとKPしてスト開始、雨のため狸と地下でローラーするも無駄オープンによるシャトルランが続くのみ。

 

18:45

事前に連絡していたパコと合流。

2年前は「おい!こら!!ぴえん!!!」「うーうー」「3Pしよ」とかで声かけてたヤバいやつだったのに、随分大人になっていた。オフパコおじさんこと故ジャック・ミガー氏の話題などで当時を偲んだ。

 

19:00

ソロで18才ドンキ買い物連れ、最初は反応よかったけど「何才?」と聞かれて元気よく「27」と答えると「え?大学生かと思ってた」で放流される。

 

19:15

早くも疲れたのでパコと0次会しようとしたけど店一杯のため、ベンチに二人で座って「オイ!」の手招き声かけ開始。

 

20:00

この非常識な声賭けに19才がなぜか止まって隣に座る。

3人で話している最中に有害感MAXコーデのはたちさん登場。なんとも言えない表情を浮かべつつもそのまま知らぬふりして商店街を闊歩していく姿は完全に反社おじ。

案件はこれから友達と予定ありのためバンゲ放流(結局最後まで返ってこず)

 

20:30

はたちさんの計らいにより北の国王ないとーさんを迎えて祝宴開催。パワハラの相談を受ける。海鮮がバカほど旨い。

 

22:30

再度街インしてスト再開。

・真っ黒コーデの癖強い属性不明案件をコンビニ連れるも中学生レベルの会話すら成立せず破綻

・偶然ポロ札に来られていた海老zoさんとKP

・オープンすれど連れ出せない。まともなコミュニケーションとれない案件多数でイライラが募る

 

24:30頃

終電後に清楚そうなスーツ姿のOLをコインパーキングの車止めに連れ出し。ようやくまともな会話ができると思いきや、とんでもないクセ強女で言ってることがコロコロ変わるし、突然泣き出すしで一ミリも信用ならない。放流するかかなり迷ったけど一応なだめてすかしてホテルの方向へ歩き出す。終電後ということもあり案件も一旦は了承するがホテル前で突如「やっぱり行かない!!!」で破綻。

 

25:30

はたちさんと合流、鬼のダッシュ声かけ(2年前の記憶が蘇る、あの頃のミガー氏はとてもかっこよかったが今はただのパスくれおじさんに・・・南無)

 

26:00

店終わりのスト高ニュークラ嬢連れるもなすすべなく負け。夜職耐性の無さが露呈。多分店連れして飲めばなんとなる案件だったとは思うが酒飲めない自分には無理。力が足りない。このあたりでイライラが最高潮に。

 

27:00

金髪アラツーガルバ兼JDが連れる。オープナーはもはや覚えてもいない。コンビニ前でKP。見た目に反して高学歴で話す内容がこの日ではまともだが食い付きはまるでない。許容だけで話してくれている感じ。好きぴがいるらしい。

 

🐻 こっちは旅行者だから好きぴとの邪魔はしない、連絡先も聞かない。帰りのタクシー代(1000円)出すし、疲れたから俺の止まってるホテルで座ろ。

👩 えーむり、好きぴ裏切れないしホテルいったらそういうことになるじゃん。

🐻 部屋に神戸プリンあるよ、食べる?

👩 え、何それ?くれるなら行く行く!!!

 

大まかにはこんな感じでホテハン。

毎回思うけど神戸プリンの威力凄すぎるやろ。

未だに意味が分らん。

 

ホテル内でもまあまあグダられて帰られかけたけど、彼女の義侠心により最終的には合意(録音)。 

なのに疲れと遠征の訳分らないテンションのせいか、ドーピングしたにも関わらず鬼のような賃グダをかましてしまう。

 

“ここまで来たら女としてのプライドが許さない”とめっちゃ頑張る彼女のおかげで何とか1ミガー。潮吹きやすい体質でツインのベット一つが完全に死亡。タクシー呼んで解散。ようやく人権を確保する。

 

29:30

街再イン。はたちさん、プレンドと再合流。

 

30:30

この時間帯にはたちさん、プレンドが相次いで即。ないとーさんは即子送って帰ったし街に1人。もはやオープナーは「おはよう」で朝日を見に来ている設定。しかし全然連れ出せない。

 

31:20

GTで連れらしい連れもなく出勤か朝ランしている人ばっかりになったので撤収。

ホテルに帰って無料朝食をたらふく食って就寝。

 

【2日目】

昼過ぎ

起床、プレンドとジンギスカンをたらふく食う。これまたバカほど旨い。プレンドの分も横取りして食う。ヒョロがり体型のためよく勘違いされるが自分は大食いの部類に入る。しかしいくら食っても太らないのだ。よく女の敵と言われている。

飯後ホテルに帰ってまた睡眠。昼ストよりもGTでの逆転案件狙いを選択。

 

19:45

準備して街イン。前日のカジュアルコーデが全く刺さらなかったので、有害感強めコーデを選択。これが当たったのか、イン報打つ前に美容院帰りのアラツ色白医療系がヒット。

 

🐻 黒ティー仲間、黒ティー

👩 !??

🐻 黒Tシャツ仲間!

👩 (にっこり)お揃いですね笑笑 (身体をめっちゃ寄せてくる)

 

はい勝ち。

ノーグダホテハン即。

 

SEX中もずっと「可愛い可愛い♡」言われる。

これが老眼始まってる40代中盤の顔差しである。わかってんのかキショいネトナンじじいども。

 

エロくていい子なのでこのまま朝までぬくぬく・・・・・する訳がない。

 

泣く泣く送って行って放流。

 

21:30

街再イン。ないとーさんにご挨拶。講習中っぽかったので軽めにとどめたけど、講習生がノンバを弱めにした某獄門の人っぽくて笑ってしまった。心なしか指導がキツめに感じる、何かの意趣返しかな?

(なおこの後ないとーさんの姿を街で見ることは二度となかった)

 

22:00

パコと合流。コンビ、ソロで適当に声かけ。

プレンドはソロで延々と声をかけ続けている、ねえロボットなの?

 

22:45

居酒屋の前で迷っている風の浴衣コンビにパコと声かけ。

 

🐻👨 いやー迷いますよね

👘👘 え??

🐻👨 2人かなあ、4人かなあ

店員  何名様ですか?

👘👘 4人で!

 

イケメンと一緒だとナンパが楽で仕方ない。

案件は2人とも20代中盤の看○師。片方可愛い、片方残念、明日は休み。イージー案件?

 

しかし会話が全く盛り上がらない。こちらのかみ合ってないトークに相当な問題があったのは確かだが、残念な方が露骨なガーディアンムーブをかましてくる。その上に俺以外全員酒がクソ強い。パコは可愛いを気に入ってそう。仕方ないので案件がトイレに立ったタイミングで強引に席替えをしてアシストポジションを確保。残念をセパることに全集中。

 

終電直前に退店して歩きながら説得。可愛いはほぼ仕上がってる様子でセパればパコの即は堅い。

 

🐻  ねえ残念、オレのことどうでもいいのは分ってるけど、いい大人なんやしあの二人のために空気読んであげようよ。

残念 私も分ってるけど、可愛いはいつもこんな駄目男にはまってるから心配で。

🐻  確かにこいつは話もかみ合わないし、ほぼアル中やけど、無茶をする人間ではないし、義理堅い男やから大丈夫。もし何かあったらオレがどつきまわすから一緒に帰ってくれ。頼む。

残念 ・・・分った、じゃあ駅まで送って。

 

↑みたいな感じでセパ成功。

これがマッドシティ🐼で鍛えられたセパ力である。

 

 

さっさと放流してスト再開しよう

 

、、、ん?

 

二人になった瞬間急に距離が近くなってる・・??

 

さっきまでとは顔つきまで変わっている。

 

 

残念  終電・・間に合わなくてもいいかな・・・モジモジ

 

 

はあ?? 居酒屋ではオレのトークを能面のような無表情で受け流してたくせに結局刺さってたんかい。

 

 

🐻   じゃあ酒買ってオレの部屋で飲もう

残念  ふふ、ストレートだね笑、いいよ

 

はい勝った。

これが授業参観で先生に不審者扱いされる40代中盤の顔刺しである。

 

コンビニからノーグダホテハン

即・・・れない笑

 

キスまでしたけど浴衣脱げないし、やっぱり前の彼がうんたらくんたら。

形式かと思いきやガチグダ。これが音に聞く“北海グダ”なのか。仕方ないのでタクシーまで送って、パコ達の邪魔だけはするなと言い聞かせて解散。

携帯を見るとパコが春だ引退だと騒いでいるので仕事は果たした模様。

 

25:30

再度街インしてソロ。大王からの電話中に声をかけたバー店員の案件と喫煙所で和んでたら、バリタチのゲイだとカミングアウトされる。声も顔も違和感なく、普段もよく男にナンパされるらしい。

ゲイ専門のマッチングアプリや、やった男の話で盛り上がる。普通にいいやつだが掘られるのだけは勘弁なので解散。

 

26:20

パコが負けて帰ってくる。は?

わかりやすくメンブレして輩とケンカしそうになるパコを必死に制止。

その後彼はすすきのの奥地で行方不明となった、、、南無

 

27:30

ソロ続けるもろくな案件おらず一旦プレンドとラーメン屋へ。

しばらくは帝都からのアドバイスに従い無駄に歩き回らず体力温存の声かけ。

 

29:00

最後の勝負時間スタート。この遠征で初めてテンションが上がる。

早々に飲み帰りのBBA連れてホテル打診あっさりOK。しかし一階のコンビニで飲み物買っている間に光学迷彩でも使ったかのように鮮やかに逃亡される。イヤならはじめから断れやく○が。

 

続いてホス狂連れるがこれまたホテル前負け。この時間帯に直ホ打診を渋らないで欲しい。

 

30:00

すっかり明るくなったところで酒で完全に仕上がってる金髪ニュークラ嬢と路上KP。結構いける感じあったけど、好きぴの黒服が待ってるとのことでパイ揉み負け。こういう案件を即りたかった。

 

30:45

真っ黒コーデのバイを直ホしようとしたけど「行く分けねーだろ」となぜかホスト2人が現れてアモッグされる。あんた一体何者なの??

 

31:00

二日間で24時間ぐらいストしてたためか、急にどっと疲れが出てきて、足がガクガクしはじめたので終戦

この時になってようやく悔しさがこみ上げてきたが時すでに遅し。

 

 

【感想とか】

プレンドは遠征中ずっと逆3だろうが泥だろうが関係なく声をかけ続けていた。初期のモチベブーストなのかもしれないけど普通に凄い。ナンパに取り組む姿勢でも結果でも完敗。2年前にUで初めて合流した時、彼はネトしかしたことがなく正直ここまでストを続けるとは思ってもみなかった。

そんな彼が今回の遠征で放った一番の名言は「泥はもういやです、彼女に会いたい・・・」だった。

ストには夢しかないね。

 

故はたちさんは初日しか出られず、自分達に気を遣いつつもGTでちゃんといい案件を即っていて、一向に力が衰えていないことを証明していた。むしろ野生になってからの方が生き生きとしてるまである。今回もお世話になりました。

 

一方自分は2日で1即ずつ。この結果は坊主と大差ない。

単純にモチベと実力が足りなかった。まあ最初から気持ちで負けていたというか、すすきのの信号を何度も無視してダッシュ声かけするぐらいにはやったけど、今回自分の中で遠征やナンパへの熱みたいなものが昔に比べて小さくなっていることが分ってしまった。人は熱意よって動くからこういう冷めた気持ちは案件に絶対伝わっていたと思う。

 

でも即らせてくれた女の子は二人とも可愛くていい子達でした。

 

それに飯は旨いし、久しぶりの人や初めましての人と話すのはとても楽しかったです。ありがとうございました。

 

 

鉾とりて 月見るごとに おもふ哉

あすはかばねの 上に照かと

 

 

ナンパ遠征はそろそろ引退かな。

 

自分本位

 

よく人から見切りが早いと言われる。確かに自分は声をかけて食い付きがないとか相手が逃げたがっていると少しでも感じるとさっさと離脱しがち。

案件によっては話してくれなくても目や表情、距離感から判断して粘ることはあるが ケースとしては希だ。 連れ出してからも話していて未来がないなと感じるとさっさと強打診して破綻させるか健全早期解散を選ぶことも多い。コンビ時ですら相手の態度にむかついて 5 分で帰らせたこともある。


そもそもナンパにおいて逆転劇は邪道であって、狙ってできるのはごく一部の上級者だけ。まったく夢も希望もない話で恐縮だが、食い付きがあるか、貞操観念の低い、あるいは一時的に即系状態になっている案件をタイミングよく即ることこそ王道というのがナンパの一般論であり、その場合案件の質はほぼ自分以下になるのが不都合な現実である。

「格上の美女に挑戦してこそナンパ」とかキレイゴト言わないでくれ、あんたらのせいで街は夢見たナンパ師の死体が山積みですよ、、


たまに正規分布の右端にいるような格上案件を即ることもあるが、そもそも人間的に釣り合っていない場合がほとんどなので、キープや彼女化(この表現キモすぎないか?)できる可能性は低い。一回 SEX することと長期的関係を構築することでは求められる要素が全く違っていて、後者の為には人間としての総合力が問われる。街で無限徘徊してるだけでは身に付くことはあまりにも少ない。(俺は無限徘徊好きだけどね)

 

話が逸れたが、タイミングも重要だ。10 分後に就職面接を控えている JD を連れ出すことはまあ無理だし、いくら普段ド即の貞操観念が低い案件でも親の葬式中に即られるやつはいないだろう(歌舞伎あたりにはいるかもしれない)。

逆に彼氏に振られたばかりで人恋しい美女がラッキーで即れたりもする。男は打診することはできても最終的な決定権は女にあるから、相手に都合のいいタイミングでその気になって貰わないとナンパとしての結果は成立しない。


それでようやくここからが本題なのだが、ナンパをする上で問題なのは、SEX をする気が全くないのに声かけや連れ出しに応じる案件が一定数存在すること、或いは自分の力ではどうやっても即れない案件がいることだ。 限られた時間の制約の中で成功を目指すには、こやつらを如何に排除していくかが鍵といっても過言ではない。


「奢って」
「たばこ買って」
テキーラ飲みたい」


状況にも寄るが、こちらが提案もしていないのにこんなことを言ってくるような案件は、自分が凄腕かド M の変態でも無い限り即放流で問題ない。スト高だろうが若かろうが乳がデカかろうがやれない限りただのしゃべる有機物として扱う。 推し以外興味がない女、ちやほやされることで女としての価値を再認識したいアラサー、ただ酒飲みたいだけの女も一刀両断でいい。


現代日本の社会人(男)なんて抑圧されまくって、表面的体裁を取り繕うことばかり要求されているから、結果的に無難なだけの男ができあがる。本当は言いたいことや主張したいことがあったり、文句の一つでも相手にぶつけてやりたいのに、我慢して己の不満を上辺だけのやさしさと当たり障りのなさで誤魔化す日常。その延長線上でナンパしててもそら上手くいかんよ、全然おもんないもん。

せっかく身一つストリートで狂気のダンスを踊ってるんだから、その時ぐらいはもっとしがらみとか常識を捨てて自分本位になればいい。ナンパした相手に多少ぶっ込んで嫌われたところで日常生活に影響はないし、渾身のボケが滑り散らかそうが大した問題ではない。足長おじさんぶって良き理解者になったとて、そのエルゲもどうせ死ぬから「すけべしよーや、ええやんええやん」で負けた方が気分ははるかに爽快だ。

女と酒を飲むだけで満足できるならいいが、SEX が目的なのなら、筋書きのない混沌の中ゴールを見据えて主導権を握り、場をコントロールする。間違っても相手のペースに合わせてはいけない。主人公は自分でパーティーを始めるのもぶっ壊すのも自分次第だ。

振舞えもっと自由に。

 

 

ナンパというメソッド

 

1年以上ナンパから完全に離れていたけど、思いがけず帝都にタンシフニンすることになり、強制的にナンパを再開して2ヶ月が経過した。ちょっと時間ができたので今の状況や思うことを書いておく。自分のブログって後から読むと死ぬほど恥ずかしい事も多いけど、その時々に考えてることや感じてることを記録しておくのは凄く大事だと思っている。

 

1 ナンパするしかない

周りの同僚や仕事関係者でタンシフニンしてる人が何人もいるけど、何かにつけて飲みに行こうとしてくるからマジでウザい。俺はキャバや風俗には興味はねーんだよ。そして休日は観光地や神社仏閣巡りとかやってる。仕事以外の時間にやることがなくてとにかく暇なのだ。金持ちでもないサラリーマンのおっさんが帝都でできる遊びなどたかが知れている。それでも本人達が幸せならいいのだが、傍から見ると些か冴えない人生に思えてしまう。別に「ナンパで若い女とSEXできる自分すげぇ!」と自慢するつもりは無いけど(いやかなりあるけど)、性的欲求の充足だけじゃなくて、男女問わず年下からこんなにも正直な反応を貰えることはナンパでもしない限りあり得ない。そしてそれは否応なく己の客観評価と改善に繋げるしかないから、老化防止と暇つぶしの意味においてこの活動のメリットは計り知れない。おっさんて油断するとすぐに頭固くなって自分が一番正しいとか言い出すのよ、、、

それに昔はナンパの出費はとんでもない額だと思っていたが、結局飲みやパチンコや風俗みたいな暇つぶしにもそれなりの金がかかるので、ナンパの経費も案外大したことないんじゃないかと最近思ってきた。(ばかなべさんのブログ底辺サラリーマン流 FIRE 完全達成術 ⑤99%の人が知らない お金を貯める絶対条件|勇者ばかなべ @ブサイククエストにも影響受けてる)今はやる事多過ぎてタンシンの身分でも時間と生命力が足りずに困っている。

 

2 ブランクは恐怖

1年以上ナンパから離れていたので再開する時は恐怖でしかなかった。地蔵とかそういう恐怖ではなくて、声をかけても全く通用しないのでは無いか、男としてはもう相手にされないのではないかという生物としての根源的恐怖。若いと分からないだろうけど、遅かれ早かれオスとしての命はある日突然終わって、後は女に金銭的メリットを提示しないと相手にされないおじさんとしての長い余生が始まる。

街でガンシカ舌打ち決められながらも声をかけ続けるには、その先にある微かな希望を信じるしかないのだけれど、自分にはもうそれが残されていないのではないか、もう終わってしまったのではないかという疑念や恐怖は3即ぐらいするまで晴れることは無かった。ブランク開くと一瞬でメンタルが弱体化する、最初即るまでは本当に泣きそうだった、、、


3 難易度の上昇とある種の低下

自分の加齢や帝都だからかもしれないが、数年前と比べて女の求める足切りラインがかなり上昇していてナンパの難易度が間違いなく上がったと感じる。その証左としておっさんやブサイクナンパ師の生存数が明らかに減少している。これはストだけに限らずネトでも同じ事が起こっているのではないか。一方で女の許容ライン内に入ることができれば驚くほど簡単にSEXができてしまうことも多い。女の貞操観念は過去一下がっているのに見た目のハードルも過去一上がっていて勝者総取りの世紀末な世界。力こそが全て、若イケにはいい時代になったものだ。Twitterを見て「ナンパ簡単w」と思って迂闊に足を踏み入れたフツメン以下は結構な地獄を見ていると思う。(自分も絶賛血涙垂れ流し中)


4 環境は大事

一年以上連絡取ってなかったのにすぐに合流してくれて一緒に遊んでくれるナンパ仲間がいるのは本当に大きかった。初めて会う人でも「ブログ読んでました」と言ってもらえることもあるし、とにかく発信し続けたことの重要さを改めて感じた。ナンパは究極の個人競技に見えて実はある種チームスポーツなんではないかと思う。誰彼なく合流して延々と酒飲んで地蔵トークするのは好きじゃないけど、良質のコミュニティは本当に大事。

 

それでここから先は今の自分の気持ちなんだけど、とにかくナンパをしていて良かったと心から思ってる。もし自分にナンパというメソッドが無かったら、引き篭もるかギャンブルにハマるかおっさん臭い趣味に走るか、いずれにしても侘しくも平凡な帝都タンシン生活を送っていたはず。女との関わりも風俗p活か血迷って仕事関係者に手を出すぐらいしかないだろうから、ちょっと想像しただけでもゾッとする。

見知らぬ女に路上で声を掛けて即日セックスを迫る行為は、最初心身にとんでもない拒否反応を起こすけど、そこを通過できればある意味ブルーオーシャン。最近加齢のせいか感情がそこまで動かなくなったとはいえ、声を掛け30分後にはセックスして性的快楽と自己肯定の愉悦に浸る天国と、くそ坊主のどぎつい地獄を繰り返す感情のジェットコースターから降りるつもりは今のところ無い。

それと自分は性欲とかはあんまりなくて、やっぱりナンパを通じて自分の技術やメンタルがレベルアップしていくのが楽しくてやっているのが鮮明に分かってきた。そう言う意味ではスポーツやロールプレイングゲームと似ている。100即したらまた考えや感じ方も変わるのかもしれないけど、今のところは即の度に充分な達成感はあるし、色んな女の子と話すのも悪く無い(だだし酒飯こじきと自己肥大BBAお前らは別な)

 

このまま捕まるか不祥事起こして強制送還されない限り目標は達成できそうだし、せっかく与えられたナンパのアディショナルタイム、折れない程度に駆け抜けてみまふ。